日本時間きょう午前、イスラエルがイランに対して反撃を行ったなどと複数のアメリカメディアが報じました。ただ、攻撃の内容については情報が錯綜しています。

イスラエル中部テルアビブです。イスラエルによるイランへの反撃の一報は、いまから3時間ほど前でしたが、親イラン勢力との交戦が続く北部でサイレンが鳴ったという情報はあるものの、その後、国内では目立った混乱などは確認されていません。

複数のアメリカメディアは当局者の話として、“イスラエルがイランに対してミサイル攻撃を行った”などと報じました。

イスラエルは13日から14日かけてイランから報復攻撃を受けていて、これに対する反撃を行ったものとみられます。

“イラン中部イスファハンの軍事施設近くで複数回の爆発音が聞こえた”など、イスラエルが発射したミサイルが着弾したとの情報もありますが、イラン側は「防空システムの作動によるものだと」して、これを否定。

イラン国営通信は「イスファハン上空で3機のドローンを確認し、撃墜した」などと報じていて、攻撃の内容をめぐっては、情報が錯綜しています。

しかし、イランはこれまで「いかなる攻撃を受けようとも、強力に反撃する」などと繰り返し表明していて、今後のイランの対応次第では、さらなる攻撃の応酬に発展する懸念があり、予断を許さない状況が続いています。

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