台風3号が接近している台湾では24日、防災のために各地で「台風休み」が宣言され、公的機関や学校などが休みとなりました。

 大型で非常に強い台風3号は台湾に接近していて、全域で暴風や大雨が予想されています。

 これに先駆けて台湾では24日朝までに離島の金門島を除くすべての自治体が台風休みを宣言しました。

 これは自治体のトップがそれぞれ必要性を判断するもので、宣言が出ると公的機関や学校が一斉に休みになるほか、多くの企業も従業員らの安全のために休業するということです。

 漁港では朝から暴風などで流されないように船が岸に係留され、午後には防災の担当者らが対策の検討を始めました。

 日本時間の24日午後3時現在で倒木によって1人が死亡したほか、暴風などによって58人がけがをしたということです。

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