イランがイスラエルへの報復攻撃に踏み切る懸念があるなか、イスラエルのガラント国防相はアメリカのオースティン国防長官との電話会談で「領土への直接攻撃には適切な対応が必要となる」と強くけん制しました。

イスラエルによるとみられる在シリア・イラン大使館への攻撃に対し、近く、イランが報復攻撃に出るとの観測が出ていますが、ガラント国防相は11日、アメリカのオースティン国防長官と電話で対応を協議。

イスラエル首相府によると、ガラント国防相は準備状況について説明したうえで、「イランがイスラエルの領土を直接攻撃した場合には、適切な対応が必要となる」と強調したということです。

また、ネタニヤフ首相も「危害を加えるものには反撃することになるだろう。我々は防衛と攻撃の両面で安全保障上のすべてのニーズを満たす準備ができている」とイランを強くけん制しています。

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