イラン中部の都市で爆発音がしたとイランメディアが報じました。イスラエルによる報復攻撃が始まった可能性があります。最新の情報をエルサレムから伝えてもらいます。

 (伊従啓記者報告)
 現在、エルサレム上空ですが、異変は何も起きていません。また、警戒のサイレンもこれまでのところ鳴っていません。まだ、午前6時ということもあり、多くの人がニュースを知らないまま眠っているものとみられます。

 イスラエルメディアも先ほどから、アメリカメディアの情報を引用しつつ、イスラエルがイランの攻撃に踏み切った、アメリカの全面支援を受けている、などと報じ始めています。ただ、まだ確かな情報、公式発表は報じられてはいません。

 シリアとイラクでも攻撃があったとの情報があります。

 また、未確認情報ですが、イラクのアメリカ軍基地が使用されたとの報道もあります。

 CNNによりますと、イラン上空を飛んでいた飛行機が迂回(うかい)を余儀なくされたと報じられています。

 14日にイランからの報復を受けてから、イスラエル政府は連日、戦時内閣を開いてイランへの反撃を検討してきました。

 ただ、こちらの報道では、アメリカからの要請を受けて2度も攻撃が延期されたというものや、まもなくユダヤ教の過越しの祭り、大事な連休を迎えるということもあって、攻撃はこの月末までないものではないかと言われていました。

 イランの革命防衛隊の幹部は、攻撃があれば数秒以内に報復すると宣言していまして、このままいけば予断を許さない状況が続くことになります。

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