蚊が媒介し、高熱などの症状を引き起こす「デング熱」が大流行しているブラジル。

 今年に入ってから、およそ300万人が感染しました。死者は1100人を超え、過去最多となっています。

 そこで、対策として浮上したのが、デング熱ウイルスの増殖を抑える効果がある「ボルバキア」という細菌です。

 ボルバキアを人工的に感染させた蚊を大量に放ち、在来種と交配させて感染拡大を防ぐという取り組みです。

 ボルバキアを持った蚊の子孫には同じ効果が受け継がれるといい、デング熱の感染を大幅に減らすことが期待されています。

(「グッド!モーニング」2024年4月19日放送分より)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。