バイデン大統領の撤退論をめぐって、新たな動きです。民主党の上下両院のトップが先週、バイデン大統領に撤退を促したと一部メディアが報じました。
アメリカABCテレビは、民主党の上院トップ、シューマー院内総務が13日にバイデン大統領と面会し、「選挙戦から撤退することがあなたのためであり、民主党のためであり、国のためだ」と伝えたと報じています。
また、これに先立ち、下院トップのジェフリーズ院内総務もバイデン氏と会って、撤退を勧めたということです。
トランプ前大統領の暗殺未遂事件を受けて、撤退を求める動きは止まっていましたが、上下両院のトップが撤退を促していたことが報じられたことで、大統領への圧力が再び高まる可能性があります。
こうした中、バイデン大統領は選挙活動のため、西部ネバダ州を訪問し、レストランで客と触れ合って支持を訴えていましたが、この直後に、新型コロナに感染していることが明らかになりました。
鼻水と咳が出るものの、症状は軽く、デラウェア州の私邸で他の人との接触を避けながら執務を行うということです。
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