タイの高級ホテルで外国人の宿泊客6人が死亡した事件について、地元警察は、「亡くなった6人の中に毒殺の犯人がいる可能性が高い」と明らかにしました。犯人は5人を殺害した後、服毒自殺したとみられています。
首都バンコクにある高級ホテルで16日、ベトナム国籍とアメリカ国籍の男女6人が死亡しているのが見つかり、検視の結果などから、6人は猛毒のシアン化物によって中毒死したとみられています。
地元警察は17日、防犯カメラの映像を解析したところ、第三者の関与を疑わせる証拠はなかったとしたうえで、「死亡した6人の中に毒殺の犯人がいる可能性が高い」と明らかにしました。
犯人はほかの5人を毒殺した後、「自らも毒をあおって命を絶った疑いがある」としています。
また、6人は、日本での病院建設の投資話をめぐって金銭トラブルを抱えていたという情報もあり、地元警察が捜査を進めています。
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