ロシア国防省は14日、ロシア軍がウクライナの軍事目標に対し大型爆弾を投下したとする映像を公開しました。

AP通信によりますと、ロシア軍が投下したのは最大重量が3トンに達する大型爆弾で、実戦で使われる様子が公開されるのは初めてだということです。

ロシア国防省は、翼を付けて改良された爆弾がSu-34戦闘爆撃機に積み込みまれる様子や、投下されたあと翼を広げて滑空する様子を公開しています。さらに映像では地上に着弾する瞬間を繰り返していて、威力の大きさをアピールする狙いがあるとみられます。

これに対し、ウクライナのイエルマーク大統領府長官は、爆弾投下を防ぐには爆弾を運んでいる戦闘機を破壊する必要があるとして、長距離攻撃が可能な兵器を供与している各国に、ロシア領内にある飛行場などへの攻撃を認めるよう求めました。

ウクライナのゼレンスキー大統領は「ロシア軍はウクライナに対し、この1週間だけでも700発以上の誘導滑空爆弾や170機以上の戦闘用無人機、80発以上のミサイルを使った」としています。

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