アメリカ東部のペンシルベニア州で、トランプ前大統領が、選挙集会を行っていた会場で複数回の発砲音がしました。トランプ氏は演説を中断し、避難しました。警護を担当するシークレットサービスはトランプ氏は「無事だ」と声明を出しています。

日本時間の午前7時11分ごろ、東部のペンシルベニア州でトランプ前大統領が選挙集会を開いて演説を行っていた際に複数回の発砲音が突然しました。演説が始まってまもなく6分ぐらいのところでした。トランプ氏は右耳を押さえて身をかがめて、駆け寄った警護担当のシークレットサービスに身を守られながら車に逃げ込みました。

避難する際、トランプ氏は観客に向かって右手を突き上げましたが、その際、トランプ氏の右の耳から口にかけて血がついているのが映像から確認できるかと思います。

トランプ氏がけがをしたかどうかというところは、はっきりとわかっていないんですが、シークレットサービスは先ほど、トランプ氏は無事だという声明を出しました。また、トランプ陣営も「彼は大丈夫だ。今、病院で検査を受けている」と声明で明らかにしました。

Q.発砲した人物の特定などには、まだ至ってないですか?

こちらの報道等を見ても今のところ、どういった人物が発砲したのかなどの情報は出てきていないというところです。

Q.演説会場ってセキュリティが厳しいと思うんですけれども、それはすり抜けたということなんでしょうか?

現時点で詳細なところというのはわかっていませんが、私自身も何度かトランプ氏の集会というのは取材したことがあるんですが、金属探知機ですとか、非常に厳しい検査を受けて会場に入るということになっていますので、なかなか物を持ち込むという、金属の物を持ち込むとかっていうことも難しいような警備が通常は敷かれています。

今回、なぜこのようなことになったのかということも、今後、究明されていくことになるのではないかと思います。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。