暑い日が続いているのは日本だけではありません。アメリカ各地も記録的な猛暑になっていて、南部ではハリケーンの被害も広がっています。

連日、猛暑が続くニューヨーク。回転式の橋で非常事態が発生しました。気温が35℃まで上昇し、金属が膨張。回転の途中で動かなくなってしまったのです。

当局が船から放水して冷やす異例の対応を行いました。

「暑い。とても、とても暑いよ」

猛暑の影響は観光客が集まるタイムズスクエアでも。着ぐるみと記念写真を撮るサービスが人気ですが…

記者
「着ぐるみの人もさすがに暑いみたいですね。撮影が終わるとすぐ脱いでますね」

暑すぎて仕事にならない様子です。

この暑さの原因の一つは、「ヒートドーム」現象です。

太陽に温められた熱は通常、上空へと逃げていきます。ところが、そこに高気圧が居座っていると「鍋のフタ」のように熱を閉じ込め、気温が上昇し続けてしまうのです。

アメリカの気象当局は、人口のおよそ1割にあたる3600万人が記録的な暑さの影響を受けているとしています。

この週末、特に暑かったのが西部。「世界で最も暑い場所」として知られるカリフォルニア州のデスバレーでは53.3℃を観測しました。

温度計には非公式ながら56℃と表示され、観光客が記念撮影する姿も。

観光客
「オーブンより暑い」
「熱したオーブンを開けた時みたいだよ」

そして、ラスベガスでは7日に観測史上最高の48.3℃を記録。

こんなチャレンジをする人も…

「ラスベガスで一番暑い日だ」

路上に置いたフライパンで、卵が一瞬で目玉焼きに。

一方、南部で暑さに追い打ちをかけたのがハリケーンです。

テキサス州には8日、カリブ海一帯で猛威を振るったハリケーン「ベリル」が上陸。家屋などに被害が出ているほか、地元メディアによると、これまでに少なくとも8人が死亡しました。

アメリカ「第4の都市」ヒューストンでは、道路が冠水。大規模な停電も発生し、暑さの中、エアコンや冷蔵庫が使えない状況となっています。

ヒューストン市民
「暑い、ひどい暑さです」
「食べ物がとけてきました。全部バーベキューにしないと」

テキサス州 パトリック副知事
「テキサス州では270万人が電力がない状態。影響はさらに広がるかもしれません」

停電の復旧には時間がかかる見通しで、バイデン大統領は大規模災害宣言を承認しました。

メディアは猛暑とハリケーンの被害拡大の背景に、気候変動の影響があると指摘しています。

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