ブリンケン米国務長官(ゲッティ=共同)

米ニュースサイト、ポリティコは17日、ブリンケン国務長官が来週訪中し、中国高官と会談すると伝えた。4日間の日程で、23日に出発する。両国関係の安定化に向けて意思疎通を継続し、王毅外相らと台湾や南シナ海情勢などを協議する見通し。

ブリンケン氏の訪中は昨年6月以来で、今月2日の米中首脳による電話会談で合意した。ブリンケン氏は習近平国家主席との会談も模索するとみられる。米中は高官対話を加速しており、イエレン財務長官も4~9日に訪中した。16日には両国国防相が約1年5カ月ぶりにテレビ電話で協議した。

バイデン米政権は11日にワシントンで初の日米比3カ国首脳会談を開くなど、同盟国と対中連携を強化。ブリンケン氏は中国側との協議で、東・南シナ海で威圧的行動をやめるよう求める。(共同)

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