ロシア軍がウクライナの首都キーウなどへ大規模なミサイル攻撃を行いました。アパートや小児病院など民間施設で甚大な被害があり、少なくとも31人が死亡しました。

 地元メディアなどによりますと、ロシア軍は8日午前、ウクライナの複数の都市に大規模なミサイル攻撃を行いました。

 首都キーウのほか、オデーサ、クリビー・リフ、ドニプロの各都市でも被害が報告されています。

 少なくとも31人が死亡、けが人は100人以上に上るとみられています。

 今年最大規模の攻撃で、キーウ市内ではウクライナ最大の小児病院にもミサイルが直撃し、人工透析が行われている建物が被害を受けました。

 住宅も崩壊し、がれきから懸命の救助活動が行われています。

 さらに午後にも攻撃があり、キーウの別の病院や複数の変電所がミサイルの被害を受けました。

 いずれも極超音速ミサイル「キンジャール」などが使用されたとみられます。

 病院への攻撃についてロシア国防省は、ウクライナ側の防衛ミサイルが当たったものだと主張しています。

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