天皇皇后両陛下が学ばれたイギリスの名門「オックスフォード大学」。
両陛下の思い出が詰まるコレッジや寮の内部にANNのカメラが入りました。
ロンドン中心部から約80キロ、緩やかな丘陵地帯に位置するイングランド中部のオックスフォード。
街の中核をなすオックスフォード大学は世界大学ランキングで2017年から2024年まで連続第1位に輝くイギリスを代表する名門校です。
オックスフォード大学は英語圏で最古の大学で設立年ははっきりとは分かっていませんが、日本では平安時代後期の1096年には講義が行われていたという記録が残っています。
大学には39のコレッジがあり、天皇陛下は1983年から1985年の2年間、マートンコレッジに留学されテムズ川の交通史を研究されました。
ビオラ奏者でもある陛下はコレッジの食堂で朝食の際に偶然、隣り合わせた音楽専攻の学生との会話をきっかけにご学友らと弦楽四重奏団を組まれ学内で演奏会も開かれました。
雅子さまは1988年から1990年にかけて当時、勤務されていた外務省の研修生としてベイリオルコレッジに留学され国際関係論を学ばれました。
勉学に励むかたわら、パーティーでは得意の日本料理を振舞われることもあったそうです。
論文の指導教授のルーカス・ツカリス博士は「とても気さくで魅力的、聡明かつ行動的で、教え子の中でも最高の学生の一人でした」と当時の雅子さまを振り返ります。
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