国土の大半が砂漠地帯の中東の産油国、アラブ首長国連邦(UAE)で16日、記録的な大雨が降り、各地で洪水が発生した。国営通信によると、1949年の観測開始以来、24時間降雨量としては史上最多を記録。米CNNテレビは、主要都市ドバイでは半日で1年分に相当する雨が降ったと伝えた。
世界有数の利用客数を誇るドバイ国際空港では欠航や遅れが相次ぎ、混乱は17日も続いた。AP通信によると、UAE北部で70代男性が洪水に巻き込まれて死亡した。
隣国オマーンの地元メディアによると、同国でも大雨がここ数日続き、少なくとも19人が死亡した。(共同)
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