イスラエル軍の空爆を受けて、逃げ惑う子どもたち=パレスチナ自治区ガザ地区南部ハンユニスで2024年7月3日、ロイター

 パレスチナ自治区ガザ地区の停戦案を巡り、イスラエル首相府は3日、仲介国を通じてイスラム組織ハマスから回答を受け取ったと発表した。地元テレビ局によると、イスラエル当局者は「進展の余地がある」としている。イスラエル側は内容を精査し、返答するという。

 イスラエル紙ハーレツによると、ハマスの関係者も3日、ガザでの戦闘終結に向けて、仲介国と意見交換をしたと明らかにした。ハマスの政治局幹部は「我々の立場は変わらない」としており、引き続き「恒久的な停戦の保証」を求めている模様だ。

 米ニュースサイト「アクシオス」は6月下旬、バイデン政権が停戦案に新たな文言を追加し、再提示したと報じていた。【エルサレム松岡大地】

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