アメリカ大統領選に向けたトランプ前大統領とのテレビ討論会で高齢不安を露呈したバイデン大統領ですが、討論会直後の世論調査では支持率に大きな変化は起きませんでした。

バイデン大統領は27日のトランプ前大統領とのテレビ討論会で言葉に詰まったり言い間違えが目立ったほか、声もかすれていて、81歳のバイデン氏の高齢不安に拍車をかける結果となりました。

ただ、アメリカの世論分析サイト「ファイブ・サーティー・エイト」などが討論会後に行った調査では、バイデン氏に投票すると答えた人が46%、トランプ氏は44%でした。

討論会の直前の同じ調査では、バイデン氏もトランプ氏も44%で、討論会の前後でほとんど変化がない結果となっています。

また、調査会社「モーニング・コンサルト」が28日に発表した世論調査でも、バイデン氏の支持率は46%、トランプ氏の支持率は44%で、討論会の前後でほぼ同じ結果でした。

ただ、この調査では有権者の60%が民主党は候補者をバイデン氏とは別の人物に替えるべきだと回答し、民主党支持者に限っても47%が差し替えを求めました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。