北朝鮮メディアは朝鮮労働党の会議で金正恩総書記が「重要演説」を行い、「経済発展の障害となる一部の問題を指摘した」と伝えました。

 30日付の「労働新聞」は党中央委員会の拡大総会2日目となった29日、金総書記が「重要演説」を行ったと伝えました。

 具体的な内容は明らかにされていませんが、「上半期の成果とその要因、経済発展で障害となる一部の偏向的問題を指摘した」「下半期の方針と当面の政策的問題を解決するための課題を示した」としています。

 一方、同じ日の紙面では日米韓が29日まで実施した新たな共同訓練「フリーダムエッジ」に対し、「平和と安定を破壊する行為」として非難する北朝鮮外務省のコメントも公開されました。

 こうした動きは「強力で調整された対応によって必ず抑止される」とし、対抗措置の可能性を示唆しています。

画像:労働新聞

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