11月の米大統領選に向けた27日夜の第1回候補者テレビ討論会で、ドナルド・トランプ前大統領（78）は、バイデン政権の中東政策をめぐり、「パレスチナ人のようだ」と語った。
イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘について、ジョー・バイデン大統領（81）は戦闘休止とイスラエル人の人質解放に向けた交渉の仲介を続けていると説明。戦闘が休止しないのはハマスが交渉を妨げてきたからなどと批判した。
これに対し、トランプ氏は「イスラエルに仕事を終わらせるべきだ。彼（バイデン氏）はそれを望んでいない」と主張。「彼はパレスチナ人のようになった。彼は弱い」と続けた。
トランプ氏の発言を受け、バイデン氏は「ばかばかしい」と述べた。【ニューヨーク八田浩輔】
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