EU(ヨーロッパ連合)はウクライナと加盟に向けた交渉を正式に開始しました。正式加盟にはウクライナ国内の改革も必要で、長く厳しい交渉が予想されます。

ウクライナ ステファニシナ副首相
「我々は本日の加盟交渉開始が歴史的な節目となると固く信じているが、これはEUとともに歩む長い道のりの始まりにすぎない」

 EUは25日、ウクライナとウクライナの隣国のモルドバと加盟に向けた交渉を開始したと発表しました。

 両国はロシアのウクライナ侵攻開始直後の2022年に加盟申請していました。

 EU加盟の候補国は政治や税金、法律など35の政策分野でEUの基準に合わせる必要があります。

 また、すべてのEU加盟国の承認が必要で、実現には何年もかかるものと見られています。

 ウクライナのゼレンスキー大統領は「ウクライナはこれまで懸命に努力してきた。加盟条件を満たすことに全力を尽くす」と述べています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。