アメリカのバイデン大統領が提示したガザ地区の停戦案について、イスラエルのネタニヤフ首相が、初めて立場を明らかにし、「全力を傾けている」と語りました。

 ネタニヤフ首相は24日、国会で演説し、「バイデン氏が歓迎したイスラエルの停戦案に我々は全力を傾けている。その立場は変わっていない」と述べました。

 3段階からなる停戦案は先月末にバイデン大統領がイスラエルからの提案として明らかにしていましたが、これまでネタニヤフ首相は極右政党からの反発もあり賛否を明らかにしてきませんでした。

 今回、停戦案受け入れの考えを明示したものの、同時に、「ハマスが排除されるまで戦争は終わらせない」とも強調しています。

 また、同じ日、イスラエル軍のハレビ参謀総長は、ガザ南部ラファで、ハマスの戦闘部隊が「ほぼ壊滅した」と見ていることを明らかにしました。

 まだ戦闘員が潜んでいるものの、「組織的な部隊としての機能は失われた」としています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。