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 国賓として招待を受けた天皇皇后両陛下がイギリスに到着されました。現地メディアも「家族のように歓迎されるだろう」と注目しています。

■両陛下を歓迎 23年前に「次回は2人で」

「ジャパン・ハウス ロンドン」にて この記事の写真

 日本文化の魅力を発信するための施設「ジャパン・ハウス ロンドン」で、陛下は伝統工芸品の説明を時折うなずきながら、熱心に聞かれています。

2001年、雅子さまはご懐妊のため訪問を見合わせ

 23年前、皇太子の時にイギリス王室に招かれた陛下。この時、雅子さまはご懐妊のため、訪問を見合わせていて、陛下はこのように語られていました。

天皇陛下 天皇陛下
「今回は単身で来ることになりましたけれども、次回はぜひ2人で一緒に来ることができたらと思っております」 両陛下を歓迎

 そして今回、雅子さまとお二人で訪れたイギリス。両陛下がホテルに到着された際には、集まった人たちから歓迎を受けました。

男性
「心臓がバクバク。お目にかかれて光栄でした」 スイス人観光客
「日本国旗を見て、インターネットで調べて、両陛下の訪問を知りました。日本のロイヤルファミリーを見られるなんて、とても興味深いです」

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■「陛下と国王は兄弟のような関係」

■「陛下と国王は兄弟のような関係」

地元メディアも注目

 地元メディアも両陛下のご訪問に注目しています。

The Telegraphから
「日本の天皇、チャールズ国王から“家族のように”歓迎される」
「彼は第二の故郷に好意的に迎えられるだろう」

 「第二の故郷」とメディアが報じる理由は、両陛下にとって、イギリスが青春時代を過ごされた思い出の地だからです。

陛下は1983年からオックスフォード大学に留学

 陛下は1983年から2年間、オックスフォード大学に留学。テムズ川の水運について研究されました。

「両国の関係にもたらすことができる」 関東学院大学 君塚直隆教授
「今回お会いになる、迎え入れてくれるチャールズ国王とは、もう兄弟のような関係を築いた。留学時代にスコットランドにお招きになって、一緒に釣りをやったりとか、バーベキューをやったりとか、本当にそういう関係ですし、言ってみれば、家族同士のお付き合いになっている。(外交の)継続性と安定性というものを両国の関係にもたらすことができる」 公式行事に臨まれる両陛下

 25日から3日間にわたり、両陛下は歓迎式典やバッキンガム宮殿での晩餐(ばんさん)会など公式行事に臨まれます。

(「グッド!モーニング」2024年6月24日放送分より)

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