アメリカのバイデン大統領が提示した停戦案を巡る交渉が宙に浮くなか、イスラエルのネタニヤフ首相が、部分的な休戦に応じる考えがあると表明しました。

 ネタニヤフ首相は23日、地元テレビのインタビューに答え、何人かの人質の解放と引き換えにガザでの戦闘を一時休止する用意があることを明らかにしました。

 その一方で、「ハマス壊滅を目指し、休戦後は、戦闘を継続する必要がある」として、戦争は終わらないと主張しています。

 この発言について、ハマス側はSNS上で声明を発表し、「戦争を継続するということは、バイデン大統領の提案を拒否していることを明確に裏付けるものだ」「恒久的な停戦と軍の完全撤退は絶対に必要な条件だ」と反発しています。

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