8日、広島県呉市で護衛艦「かが」の改修が一部終わり報道陣に公開されました。
改修の目的は最新鋭のステルス戦闘機「F-35B」が離着陸できるようにすることです。戦闘機の安全な発艦のため気流の影響を受けないよう艦首の形が四角く変更されました。
「かが」の事実上の“空母化”について中国側が強く批判していると、香港メディアが報じました。
中国政府(サウスチャイナ・モーニングポストから)
「攻撃兵器の保有を認めない日本の平和憲法に違反する。空母は外国領土を攻撃するために使用できる」
こうした中国側の批判について、専門家はこのように話します。
笹川平和財団 上席フェロー 小原凡司氏
「実際に日本が洋上で戦闘機とかオスプレイのような、兵員輸送が可能な艦艇を運用できるようになれば、中国にとってはこれが抑止力になる。中国が何か実力を用いて現状変更しようとした際に、障害になるということから日本は軍国主義化の道を歩むべきではないといったような批判を繰り返している」
(「グッド!モーニング」2024年4月17日放送分より)
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。