イエメンの親イラン武装組織「フーシ派」が今週、紅海で貨物船を攻撃し、沈没させた時のものだとする映像を公開しました。
フーシ派が19日、SNS上で公開した映像では、貨物船の船橋部分に近付くボートとみられるマークが表示され、その後、爆発とともに黒い煙が立ち上りました。
また、その後、船腹部分でも別の大きな爆発が起きました。
イギリスの海事機関などによりますと、12日、紅海を航行していたギリシャの会社が所有する石炭運搬船「チューター」が爆発物を積んだボートの体当たり攻撃を受け、沈没しました。
乗組員1人が行方不明になっています。
この攻撃についてフーシ派は犯行声明を出し、「次はさらに規模の大きなものになる」と警告しています。
フーシ派は去年11月以降、紅海周辺でイスラエルに関わるとする船舶への攻撃を繰り返していて、沈没したのはこれで2隻目になります。
画像:フーシ派が公表した映像
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