パレスチナ・ガザ地区南部では、イスラエル軍が物資運搬のためとして作戦の一時停止を発表しましたが、国連機関が支援を再開できない事態になっています。
UNRWA=国連パレスチナ難民救済事業機関は17日、ラファでの戦闘など、安全面の懸念からガザ地区南部での支援物資の運搬を再開できていないと明らかにしました。
イスラエル軍は16日、ガザ地区との境界線にあるケレム・シャローム検問所から南部ハンユニスに至る道路沿いで軍事作戦の一時停止を発表しましたが、同じ南部のラファでは、依然として戦闘が続いています。
UNRWAは「ガザは援助活動家にとって世界で最も危険な場所」としたうえで、去年10月以降、職員193人が死亡したことも明らかにしました。
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