ロシアのプーチン大統領がきょうからの北朝鮮訪問を前に朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」に寄稿し、「自主権を強化し、経済貿易関係を深化させる」と強調しました。

プーチン大統領は「年代をつないでいく友好と協力の伝統」と題した寄稿で、2000年の訪朝と翌年に当時の金正日総書記がロシアを訪れたことが両国関係における「重要な里程標になった」と指摘。ウクライナ侵攻についての北朝鮮の「揺るぎない支持」と、主要な国際問題でのロシアへの連帯を「高く評価する」としました。

そして、多極化した世界秩序の樹立を阻害しようとする「西側集団」の欲求に堅く反対するとしたうえで、北朝鮮との協力を「より高い水準」に引き上げ、「自主権を強化し、経済貿易関係を深化させる」と強調しました。

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