北朝鮮への制裁履行を監視する国連安全保障理事会の「専門家パネル」が今月末で任期切れとなることに関し、トーマスグリーンフィールド米国連大使は16日、「形に縛られない考え方」で代替策を模索していると述べた。南北の軍事境界線がある非武装地帯(DMZ)を訪れ、記者団に語った。韓国メディアが伝えた。
トーマスグリーンフィールド氏は、代替案について「国連総会や、国連の外の体制など、全ての可能性を検討しなければいけない」と指摘した。
パネルを巡っては、任期延長決議案が、北朝鮮と軍事協力を深める常任理事国のロシアの拒否権行使で否決された。(共同)
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