上野動物園で生まれて去年、中国に返還された雌のジャイアントパンダのシャンシャンが今月12日に7歳の誕生日を迎えました。
中国の四川省雅安市にある施設には、誕生日に合わせて日本から数百人のファンが訪れました。
パンダ舎の前は日本人の長蛇の列となり、「3分以上の観覧はできません」というアナウンスまで出ました。
こうした喧噪(けんそう)をよそに、シャンシャンは大好きなリンゴや竹をムシャムシャと食べ、リラックスした様子を見せていました。
日本から来た女性
「かわいかったですし、来られて良かった」
日本から来た男性
「一回りふっくらして、健康状態すごく良さそうで、すごく大切にされているんだなって伝わってきました」
昼寝を終えたシャンシャンは午後にも再び姿を現し、日本のファンを喜ばせていました。
体重はすでに110キロほどになり、繁殖の適齢期に入っています。
飼育員の女性によりますと、今のところ繁殖計画はなく、パートナーもいないということです。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。