ロシアのリャプコフ外務次官は核兵器の使用原則を変更する可能性があると述べました。
リャプコフ外務次官は11日、記者団に対し、西側諸国がウクライナに対してロシア領内への攻撃を容認したことや派兵を検討していることなどを念頭に核兵器使用の基本原則を現状に対応させる必要があると述べました。
具体的な変更内容については明らかにしませんでした。
ロシアの核兵器の使用条件は「核戦力での報復に支障をきたすような重要施設が攻撃された場合」「国家の存続が脅かされた場合」などとされています。
プーチン大統領は7日、現時点では核兵器を使用する状況には陥っていないとしつつ、使用条件は「生きた文書」だとして変更が可能だと述べました。
また、タス通信によりますと、下院国防委員会のカルタポロフ委員長もロシアが直面する脅威を抑制するために使用条件の変更を議論できると述べました。
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