インド北部で9日、ヒンドゥー教の巡礼者を乗せたバスが銃撃され、これまでに9人が死亡、33人がけがをしています。

AP通信などによりますと、インド北部ジャム・カシミール州で9日、ヒンドゥー教の巡礼者を乗せたバスが武装勢力に銃撃され崖に転落し、少なくとも9人が死亡、33人がけがをしました。

これまでに犯行声明は出されていませんが、地元当局はイスラム過激派による犯行だとみて、捜査を進めています。

ドロウパディー・ムルムー大統領は自身のSNSで「この卑劣な行為は人道に対する罪である」とコメントを発表し、「最も強い言葉で非難されなければならない」としています。

パキスタンも領有権を主張しているカシミール地方では、多数を占めるイスラム教徒がインドの統治に反発していて、2017年にもヒンドゥー教巡礼者が乗ったバスが襲撃され、8人が死亡しています。

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