ウクライナへの軍事教官の派遣を表明しているフランスのマクロン大統領がアメリカのバイデン大統領と会談し、ウクライナ問題について「米仏の考えは同じだ」と述べました。

 アメリカのバイデン大統領は8日、パリでマクロン大統領と会談しました。

 バイデン大統領は会談後の共同会見で「プーチン大統領がウクライナの征服に成功したらどうなるか。ヨーロッパ全体が脅威にさらされる。そんなことはさせない」と述べました。

 また、マクロン大統領は「ウクライナ問題に関して、米仏の考えは同じだ」とし、「何の正当性もないロシアによる侵略を前に、何も譲らないという決意だ」と話しました。

 前日にマクロン大統領が「すみやかに結成する」と表明していたウクライナへの軍事教官派遣を巡る有志国連合ついての発表はありませんでした。

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