アメリカ議会の共和党指導部は、イスラエルのネタニヤフ首相が来月24日に上下両院の合同会議で演説すると発表しました。

 共和党のジョンソン下院議長は6日、自身のSNSでイスラエルのネタニヤフ首相の上下両院合同会議での演説が7月24日になったと明らかにしました。

 そのうえで「民主主義を守り、テロと闘い、地域に公正で永続的な平和を確立するためのイスラエル政府のビジョンを聞くことを楽しみにしている」と投稿しています。

 アメリカの民主、共和両党の議会指導部は先月31日、ネタニヤフ首相を議会での演説に招待していました。

 ハマスとの停戦を巡る交渉が難航し、イスラエルが国際社会で孤立を深めるなかで、ネタニヤフ氏は後ろ盾となってきたアメリカに支援の継続を訴えるとみられます。

 アメリカ国内では民主党の左派や若い世代を中心にイスラエルのガザ地区への対応に不満が高まっていて、左派の重鎮、バーニー・サンダース上院議員(民主党系無所属)はネタニヤフ氏の演説に欠席する意向を示しています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。