アメリカの宇宙企業「スペースX」の大型宇宙船「スターシップ」が初めて地球への帰還に成功。また、航空機大手ボーイングの新型宇宙船も国際宇宙ステーションにドッキングしました。
イーロン・マスク氏が設立した「スペースX」は6日、大型宇宙船「スターシップ」の4回目の無人飛行試験を行いました。
「スターシップ」は上空200キロを超える宇宙空間に到達した後、再び大気圏に突入し、計画通りインド洋に帰還しました。宇宙空間への到達後に地球に帰還するのは初めてです。
機体の再利用を目標とする「スターシップ」は、人類が再び月面に到達することをめざす「アルテミス計画」に使われる予定です。
また、この日は初の有人飛行を行っているボーイングの新型宇宙船「スターライナー」もISS=国際宇宙ステーションへのドッキングに成功しました。
搭乗した宇宙飛行士らは、ISSにおよそ1週間滞在した後、地球に戻る予定です。
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