中国の直近四半期のGDP=国内総生産の実質成長率は、プラス5.3%となりました。工業生産や投資が改善したものとみられます。

中国のことし1月から3月までのGDP実質成長率は、去年の同じ時期と比べてプラス5.3%でした。輸出額が1.5%増加したほか、ハイテク関連企業での生産も7.5%伸びました。また、製造業をはじめとする第二次産業への投資はプラス13.4%と大幅な増加でした。

一方、景気回復の足かせとなっている不動産については、開発投資、新築住宅の販売額ともに低迷が続いています。

国家統計局は「外部環境の複雑さや不確実性が上昇し、経済安定の基礎はまだ固まっていない」としています。

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