世界一高い山であるチョモランマのネパール側で、中国製のドローンの飛行試験が実施され、標高およそ6200メートルの高さに達しました。

 荷物をつるして、雪山の間を上昇していくドローン。

 中国メディアによりますと、中国の大手メーカー「DJI」がドローンの飛行試験をチョモランマで4月25日から実施しました。

 標高5300メートルから6000メートルまでの区間を15キログラムの荷物を安定して運び、最高でおよそ6200メートルの高さに到達したということです。

 コストが高く危険も伴う有人のヘリコプターによる輸送に変わって、ドローンを活用することが期待されます。

 また、チョモランマでは登山者が出すごみが問題となっていて、ネパールの運営会社はドローンを使ってごみを撤去するプロジェクトを先月から開始したということです。

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