上川陽子外相は4日の記者会見で、東京・九段北の靖国神社の石柱に落書きが見つかり、中国籍男性の関与が疑われている事件について、中国側に外交ルートを通じて「懸念を表明した」と明らかにした。上川氏は「関係法令に反すると思われる行為で、是認・助長するような動画が作成・拡散されることは受け入れられない」と批判した。
この問題では1日、神社名が記された石柱に赤いスプレーのようなもので「Toilet(トイレ)」と書かれているのが見つかった。男性は既に中国に向け出国した。
上川氏は中国側に対し「自国民に現地法令の順守や、冷静な行動を取るよう注意喚起を要請した」とも語った。【森口沙織】
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