自動車の量産に必要な「型式指定」の認証における不正が見つかったことを受けて、国土交通省は4日午前、トヨタ自動車に立ち入り検査に入りました。5社の不正行為について、アメリカメディアも厳しい論調で伝えています。

 ブルームバーグはこれまでにトヨタグループの日野自動車、ダイハツ工業、豊田自動織機で不正が相次いでいたことを踏まえ、「今回の調査結果は日本の自動車メーカーに対する信頼の危機が深刻化するなかで、さらなる打撃だ」と指摘しました。

 また、AP通信はトヨタとグループ会社の不正について、「何十年もの間、巧みな生産技術や従業員に『もっと良い車』を作るよう奨励する企業文化を誇りにしてきた自動車メーカーにとって恥ずべきことだ」と論評しています。

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