米連邦下院で3日、共和党のジョン・ローズ下院議員(南部テネシー州)が本会議で演説中、背後に座っていた6歳の息子ガイ君が中継カメラに向かって「変顔」でアピールする一幕があった。ガイ君の挙動に気づかなかったローズ氏は、演説後にX(ツイッター)で「ガイは(議場にいなかった)幼い弟に向けて笑顔を見せていたようだ」と「釈明」した。

 ローズ氏は、共和党のトランプ前大統領が5月に不倫の口止め料を巡る不正会計処理事件で有罪評決を受けたことについて「司法制度が政治的な動機に基づく訴追に利用された」と批判する演説を行った。

 背後に座っていたガイ君は、最初は議会中継を担うケーブルテレビ局「C-SPAN」のカメラに向けて笑顔を向けていたが、徐々に表情を変えて、目を見開いたり、舌を出したり、口をゆがませたりして、次々とポーズを決めた。

 米メディアによると、米下院では子供の同伴が認められている。上院では1歳未満に限って議場への同行が認められている。【ワシントン秋山信一】

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