靖国神社の石柱に中国籍の男がスプレーで落書きしたとされる事件で、中国外務省は会見で自国民に対して現地の法令を遵守し、理性的な意思表示をするように求めました。

 東京・千代田区の靖国神社で1日朝、石柱に赤いスプレーで落書きされているのがみつかりました。

 警視庁公安部は事件に関わったのは中国籍の男で、すでに帰国したと明らかにしました。

 中国外務省は3日の会見で、違法行為を念頭に海外にいる中国の国民に対して「現地の法令を遵守し、理性的に【自らの考えを】訴えるよう」求めました。

 また、同時に靖国神社については「日本軍国主義が外国に侵略戦争を仕掛けた象徴だ」と批判しました。

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