北朝鮮が「誠意の贈り物」と呼ぶ汚物入りの「風船」が、ソウルなど首都圏に再び大量に飛来し、軍や行政が警戒を呼び掛けています。
韓国軍やソウル市は1日午後8時ごろ、北朝鮮から再び不審な「風船」が南下しているとして、住民へ屋外活動の自粛と見つけても触らず軍・警察に通報するよう呼び掛けました。
2日朝までに新たに600個の飛来が確認されています。
韓国では先月末にも同様の「風船」260個余りが全国に飛来し、化学兵器や爆発物に対応する軍の部隊が出動する騒動に発展しています。
韓国政府は「北朝鮮政権の実体と水準を自ら世界に示した」「低レベルな行為」と非難し、やめなければ「耐え難いあらゆる措置を取る」と警告しています。
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