トランプ前大統領による不倫口止め料の改ざんを巡る事件の裁判で、陪審員は有罪の評決を下しました。アメリカの大統領経験者が刑事裁判で有罪評決を受けるのは史上初めてです。

トランプ氏
「今この国全体が不正に操作されている。これはバイデン政権がライバルを貶めようと仕組んだことだ」

 トランプ前大統領は2016年の大統領選挙の際に不倫関係にあったとされる元ポルノ女優に口止め料を支払い、これを隠すために業務記録を改ざんした罪に問われていました。

 評決では、12人の陪審員全員が、34件の罪状すべてにおいて有罪と判断しました。

 裁判官は、量刑を決める審理を7月11日に開くことを明らかにしました。

 トランプ氏は上訴するとみられています。

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