イギリスの与党・保守党は7月の総選挙で勝利した場合、18歳を対象に兵役か社会奉仕活動を義務付けるとする計画を発表しました。
イギリス スナク首相
「民主主義が脅威にさらされる今こそ、18歳の国民に大胆で新しい提案があります」
スナク首相は26日、18歳を対象に1年間の兵役を導入する方針を示しました。
ただ、徴兵制とは異なり、兵役に就くか消防や医療機関などでの社会奉仕活動を行うか選ぶことができるとしています。
この計画は7月4日に行われる総選挙に向け発表されたもので、与党・保守党が勝利した場合、制度化が進められます。
スナク首相は国防政策をアピールすることで、支持率で大きくリードされている野党・労働党との差別化をはかる狙いがあるとみられています。
イギリスでは1960年に徴兵制が廃止されています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。