暴動が続く、南太平洋のフランス領ニューカレドニアで足止めされている日本人旅行客がJNNのインタビューに答えました。
ニューカレドニアではフランスからの独立を求める動きと関連した暴動が13日から続いていて、これまでに6人が死亡する事態となっています。
暴動の影響で空港が閉鎖され、日本の外務省によりますと、日本人の短期滞在者およそ20人が離島などに取り残されています。
鈴木愛梨さん
「空港の周りが焼きはらわれて灰になっているから、空港は閉鎖してしまったんですよって」
鈴木さん夫妻が新婚旅行で訪れていたウベア島では、まだ、大きな混乱は起きていませんが、中心部では独立派の決起集会が行われ午後6時以降の外出が禁止されているといいます。23日にはフランス政府の救援機で本島まで行けるはずでしたが、結局、救援機は来なかったといいます。
現時点でインフラに問題はなく、食料や物資も届いているものの、宿泊の延長も1週間を超え、不安を訴えます。
鈴木愛梨さん
「先が見えないのが結構困るかな。あとは、経済面が結構大変かなって」
23日にフランスのマクロン大統領が現地入りしましたが、事態収拾の見通しは立っていません。
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