ヘリコプターの墜落事故で死亡したイランのライシ大統領らの棺(ひつぎ)が首都テヘランに到着し、多くの市民が別れを告げました。

 ライシ大統領やアブドラヒアン外相らの葬儀は21日、イラン中部の聖地コムでも行われ、数万の市民が通りを埋め尽くしました。

 その後、犠牲者らの棺は首都テヘランのモスクに到着し、壇上に安置された棺を前に集まった多くの市民らが死を悼みました。

 国営メディアによりますと、22日の葬儀はテヘラン大学で執り行われる予定で、最高指導者のハメネイ師が出席し、祈りを捧げる予定だということです。

 また大統領選挙は、来月28日に行われることが決まりました。

 ライシ大統領は保守強硬派の重鎮で、最高指導者ハメネイ師の後継者としても有力視されていました。

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