新型コロナが蔓延した武漢の惨状をSNSで発信し、懲役4年の判決を受け服役していた市民ジャーナリストが出所し、支援者が本人とみられる動画を公開しました。現在も監視下に置かれている可能性があります。

市民ジャーナリストの張展氏は、2020年2月、新型コロナが蔓延する武漢に入り、遺族への当局の圧力や、混乱する病院の状況などをSNSで発信しました。

その後、当局に拘束され、悪意をもって嘘の情報を流したとして、2020年12月に懲役4年の判決を言い渡され、服役していました。

支援者によると、張氏は今月出所し、上海市内にある兄の家に身を寄せているということです。

支援者は本人とみられる映像も公開。その中で「支援に感謝する」と話しています。

一方で、支援者によると「自由は制限されている」としていて、出所した今も当局の監視下に置かれている可能性があります。

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