林芳正官房長官は21日の記者会見で、暴動が発生した南太平洋のフランス特別自治体ニューカレドニアに滞在している邦人について「早期の出国を希望している数人が豪州の協力を得て出国する予定で、最終調整中だ」と明らかにした。
ニューカレドニアでは、フランスからの分離独立を目指す政治勢力のデモが引き金となって13日から暴動が続き、フランス政府が軍を派遣し非常事態を宣言する事態となっている。林氏は「引き続き現地に残る方々についても、本人たちの希望を踏まえつつ適切に対処していく」と述べた。外務省によると、ニューカレドニアには観光などの短期滞在者約50人を含む約300人の邦人が残っている。【鈴木悟】
鄭重声明：本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。
