政府は暴動が続く南太平洋のフランス領ニューカレドニアの危険レベルを引き上げ、渡航自粛を求めました。
外務省は20日、南太平洋のニューカレドニアの危険情報を更新し、危険レベルを不要不急の渡航を控えるよう呼び掛ける「レベル2」に引き上げました。
ニューカレドニアでは独立派による抗議活動が過激化し、中心都市ヌメアなどでは道路の封鎖や商店などへの放火や略奪が相次いでいます。
すでに滞在中の邦人に対しては「最新の情報に注意を払い、自身の安全確保に努めるよう」呼び掛けています。
ニューカレドニアでは18日、銃撃事件があり、フランス系住民1人が死亡し、死者数は6人に上っています。
フランス政府はニューカレドニア全土に非常事態宣言を出し、憲兵や警察の数を増やすなどして治安の回復にあたっています。
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