林芳正官房長官は20日午前の記者会見で、同日から予定されていたサウジアラビアのムハンマド皇太子の来日を延期すると発表した。ムハンマド氏の父、サルマン国王の健康状態が肺炎により悪化し、サウジ政府から19日深夜、訪日延期の申し出があったため。林氏は訪日の日程について「改めて調整する」とした。
日本政府は10日、ムハンマド氏を公賓として20日から招き、天皇陛下との会見や岸田文雄首相との会談を実施すると発表していた。【鈴木悟】
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