英国防省は13日、イランのイスラエル攻撃を受け、英空軍のジェット機や空中給油機を中東に追加派遣したと発表した。英空軍は14日までに、イランが発射した複数の無人航空機(ドローン)を撃墜したという。
英BBC放送などによると、派遣先はイスラエルではなく、イラクやシリア上空という。英空軍は既にイラクなどで過激派組織「イスラム国」(IS)掃討作戦を展開しており、今回は同じ地域への増派となる。
スナク首相は13日、「無謀な攻撃」とイランを非難する一方、「これ以上の流血は誰も望んでいない」として、同盟国とともに事態沈静化に取り組む考えを示した。【ロンドン篠田航一】
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