台湾の議会で与野党の議員が新たな法案の審議を巡って議場で激しく衝突し少なくとも6人が負傷をしました。

 17日夜、台湾の国会にあたる立法院で議員たちによる「乱闘」が発生しました。

 台湾では1月の総統選挙と同時に行われた立法院選挙で野党・国民党が最大会派となり「ねじれ議会」が誕生しました。

 野党が主導した議会の改革法案の成立に向けた手続きが進んでいましたが「権力の乱用だ」と反発した与党・民進党の議員が、採決を力づくで止めようとしたことから乱闘に発展し6人が負傷しました。

 会議は中断され21日に延期されることになりました。

 台湾では20日に頼清徳新総統の就任式が行われる予定ですが、市内では学生や与野党それぞれの支持者によるデモが行われています。

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